成功する人・失敗する人

投資で成功する人と失敗する人の違いを考えて見ますと、成功する人は事前にシュミレーションをおこない最悪の事態を想定してから実行に移すと思います。一方、失敗する人は思いつきや閃いたからといっていきなり大金を投入したり、また、”ある人”がやっているからといって、アパートを購入し、また”大銀行”の職員が薦めるからといって投資信託を買うとかすることで、そういう行動をする人は、”運”がないと成功は難しいと思いますし、再現性も乏しいと考えることができます。成功する人は、マンション投資をする場合にも、不動産業者任せの収支計算を鵜呑みにしないで自分でエクセルで利回りを確認したり、現地の雰囲気(商店街やスーパー、駅からの距離、ファミリー向けか・若者か・単身者用か)を確認します。株式投資なら、失敗する人は、一度に全額を一つの銘柄(ある人が推奨したとか、書店でみた雑誌に絶対に値上がりするとか、または”閃いた”とか)につぎ込んだりします。小説やドラマで作られた相場師のイメージを重ねることも多いのではないでしょうか?本当のプロのディーラーは一度に全額を投入することは、少ないみたいです。ある程度の額に分けて分割して購入するという手法を採用しています。さらに、全体の経済状況を考慮することはとても重要なことではないかと思います。株が上昇するか下降するかを予想することはとても難しいことです。今までいろいろな人が挑戦してきていますが、中々予想どおり行かないみたいです。しかし、日本経済や世界経済が上昇過程か下降過程かどうかを予想することは比較的難しくないと思います。まず、自分で情報を集めて自分でシュミレートし判断する習慣を身につけることが成功の第一歩だと思います。