プレッシャーを楽しむ

昨日夜中までおこなわれた竜王戦決勝トーナメント順々決勝で豊島名人と藤井七段の対決がありました。藤井七段を応援していたかたも多いかと思いますが、私もその1人でしたが、残念ながら接線の末、名人に勝つことは出来ませんでした。146手という長丁場であったことから熱戦でありましたが、最後は豊島2冠の壁を越えることができなかったようです。残念なことはこれによって今年のタイトル獲得の可能性はなくなったということで、今年度(来年3月末)に広げても王将戦を残すだけとなりました。数々の新記録を打ち立ててきている藤井七段ですから、この記録へのプレッシャーも楽しみながら向上心の糧にしているという風に見えます。プレッシャーに押し潰されたり、ストレスから調子を崩したりする人は多いですが、このプレッシャーを楽しむということができる人が稀にいます。イチローさんもそういうタイプかと思います。イチローさんはルーティンを必ず守り打席に立っていますが、普段の練習メニューもルーティン化しています。子供の頃からそういうことが身についているみたいですが、誰から教わったのか不思議なところです。ゴルフのパターでは、練習からルーティン作業の重要性を説いています。そこらへんにプレッシャーを楽しむこととの関係があるかもしれませんね。