経験

22/11/2019:

強制された成果を生むことはあるかもしれない。特に幼少期ではそういう方法で上手くいくこともある。神童と呼ばれる子供たちはそういうパターンである。子供の時は天才・神童と言われても、大人になって凡人になるということはよくあることである。小学校のときに学年一番であった子供が、東大合格者人数を長年トップでいる開成中学に無事入学する。それ自体は本当にすごいことである。その後、所謂深海魚という存在、成績が常に下から10番以内というところで、勉強する意欲はないが、しかし開成という看板を背負っているからプライドは高いという存在になってします。それでもそれなりの大学に行けたなら、傷だらけのプライドもどうにかなるところである。しかし、そうでなかった場合は悲惨である。それならば、普通の方がよいかもしれない。高校野球で甲子園で活躍したがその後ドラフトで指名されたが泣かず飛ばすとか、甲子園にいったことで人生の八割方が終わってしまい、惰性で生きているという人がいる。人生は面白いと本当に思う。そういう事例は自分で経験できないので、本を読んで学習するしかない。経験することは1回しかないので、本を読んでできるだけ学習することで人は経験を積むことができる。本当は経験することに勝ることがないのは言うまでない。