かんぽ生命保険

かんぽ生命保険の不正が発生して大きな問題になっています。かんぽの保険に加入している人は多いと思います。子供が出来たら、かんぽの学資保険に入って、子供が学校に入る頃に一時金をもらえるということです。私も子供が生まれたときに周りから勧められて入りました。月々の積み立てをするのですが、郵便局という後ろ盾があることは大きな安心感を与えてくれます。今回の件は、郵政民営化によって郵便局も自由競争の中に巻き込まれ、毎年の業績によって評価される資本主義社会の一因の会社として自立を求められていることが、原因の一つだと思います。国営企業ならば起こらなかった不祥事を民間企業ならば有り得ると感じてしまう私たちの感覚は、資本主義のシビアな面と人のモラルというものは、個人で維持することは難しく、他の人の監視の元で有効に機能することが分かりました。同様に大手銀行が進める外貨生命保険についても、確かに利回りは他の商品よりも良いですが、最後の受け取りに豪ドルで受け取ってしまい、扱いにくいことに初めて気が付いた人も多いのではないでしょうか。扱いにくいことから、外貨について知識を深めたり、興味を持つことはいいことだと思います。私もそうして豪ドルに興味を持っているところです。