公取

SMAPの元メンバー3人のテレビ出演を巡り、大手芸能事務所のジャニーズ事務所がテレビ局に出演させないよう圧力をかけた疑いがあり、公正取引委員会独占禁止法違反の恐れがあるとして事務所に注意していたことが明らかになった。」という記事がニュースで出ていました。芸能事務所にとっては、人気の出た所属タレントが独立してしまっては、売れるまでに掛かった費用を回収できないことになりますし、タレントは独立して直接報酬を得る方が、事務所に所属しているよりも多額になるということでしょう。公取が関与していくということは、今後は芸能事務所側も心して掛からないといけないと思います。似たような問題として、会社において正規社員と非正規社員の仕事内容は同じであっても報酬に差があるというものが挙げることができます。所謂、同一労働同一賃金ということでこれについても政府が対応を急いでいるところであります。同一労働同一賃金が実現すると待遇の良い会社に容易に移動することが可能となるため、人気のある職種では良いですが、多くの人気の余り良くない職種では、良い人材が集まらないこととより劣悪な環境になってしまうことが懸念されます。労働者にとっても良い待遇の会社は競争が熾烈であることと、一定のパフォーマンスが出来なかった場合に会社から容易に解雇されるということも考えられます。日本でもそういう殺伐とした社会にもう直ぐなっていくのでしゅう。