昨今の儲ける人

1980年代に所得番付上位の常連だった“最後の相場師”と呼ばれた是川銀蔵という人がいました。(晩年は、バブルの崩壊により大きな損失を出したらしいです。)その当時以前の株をやって儲けている人は一般の人とは少し異なる職種の人が多いようなイメージがあります。バブル崩壊からITによる進化で株取引もその恩恵から一般の人が容易にできるようになってきました。そして、大籔崇さんのように株で億万長者になる人が出てきています。かつては事業をしたりするのも大きな資金が必要であり、人生を賭けて事業をするということが当たり前のようでした。そのため、起業による成功確率は非常に低く、万が一失敗をすると一生を棒にすることになるため、親が事業をやっているとか金持ちであるとかでないとなかなか難しいものでした。しかし、昨今は株取引では小額から自分の才覚と運により大金を手に入れることができるようになってきました。(もちろん、大半の人は上手くいっていませんが。。。。。。)また、不動産による賃貸経営に関しても同様に低金利により容易に1~2億円という不動産資産を持つことができるようになってきました。(昨今の多くの不動産資産を短期間で形成している人は、負債も同じくらいあります。地道に返済というゴールをすることで純粋な資産となります。)かつてなら考えられないような方法で資産を築くことができ、実際に成功している人もいます。その一方で年収300万円以下のグループが拡大しているという現状です。