税収

財務省の発表により、国の2018年度税収が60兆円を超え、バブル期の1990年度を上回り、過去最高となったということです。給与の伸びがないため実感のない好景気ということでしょうか。バブルを知っている世代からするとあのときの好調な景気は無い状況であります。しかし、企業の利益が過去最高ということなので、株価や土地の価格高騰によるところは大きいところですが、良い傾向ではないかと思います。足元を見ていくと米中貿易戦争のため、今年度の2019年度税収は落ち込むことが予想されます。前回のバブル期と同様に過去最高を記録したあと、下り坂にならない景気を期待します。今後の経済成長を考えるときに、やはり新しい価値を創造できる企業が出てくることが必要だと考えます。ITの次にくるものとして、やはりAI関連ではないでしょうか。特に車の自動運転は分野の枠を超えて様々な企業が連携をとって技術開発をしているところであります。高齢者人口が増えることから認知症対策の薬開発も進んでいるところですが、近年は難しいという意見が多く聞かれてきています。今後の技術開発に目が離すことができないところであります。