歴史的な会談

バブル崩壊後の日本政府は首相が毎年変わるという状況であり派閥の力学で総理大臣が決定するという状況でした。そのため、首相としての資質はあまり問題とされずサミットやアメリカ大統領と対峙しなければならなかった状況です。そのため、サミットでは各国首脳とコミュニケーションがとれないでいつも蚊帳の外という状況で経済が世界2位の国のトップとは思えない状況で、当然世界政治のひのき舞台で活躍するということは夢にも想像できませんでした。そのころを知っている国民の1人として現在の安倍首相の活躍は非常に頼もしく感じるところであります。昨日は、イランの最高指導者と40何年か振りに日本の首相が会談するという歴史的な日でした。アメリカとイランの橋渡しをするために両国と緊密な関係を保持している日本がその任にあたるということです。当然、安倍首相が1回いったくらいでアメリカとイランの関係が好転することはないと思いますし、今後どのようなことになるかも想像できないところであります。安倍首相の人気も今年の11月で歴代総理大臣として最長になるところでありますが、このような首相の後継者というと本当に難しいところであります。話は変わりますが、昨日は日本のタンカーが襲撃されたということですが、日本とイランの会談の日に発生したということで激動の世界の中に巻き込まれていくのか注視しないといけないところです。