景気は気分

米中貿易戦争によって景気の先行きがあやしいところであります。アメリカ株価も高値ではありますが、一時停滞をしていたのですが、ここ数日のトランプ大統領の習主席とのG20での会談の実現についてのツィッターFRB議長の利下げへのコメント等からここ数日株価が続伸しているところであります。日経平均株価もそれにつられて値上がりをしていて、さらに黒田日銀総裁の追加緩和策へのコメントにより今日も株価上昇の期待が膨らむところであります。しかし、景気は気分という言葉があるように有力者のコメントだけで株価が上下するというところであり、株価が上昇すると社会に安心感が広がり良い傾向になるというところであり、重要なことではあります。しかし、現実社会を見てみると米中の対立は解消へ向かっているのではなく、これからさらに悪化することが予想されます。そうすると、株価は今後低下していくと考えるのが万人の一致するところであると思います。多少の上下動をしながら長期的に株価低下、右下がりの緩やかなラインを描いていくと思います。これが右上がりの上昇ラインを描き出すのがいつなのかが重要であります。2021年2月ではないかと思っております。そうすると、2020年後半には底値がくるということでしょうか。