8月

朝のNHKニュースをみると74回目の原爆の日を迎え、原爆死没者慰霊式・平和祈念式が開かれ、それを報じていました。昔、広島に住んでいたときに原爆の日に黙祷を捧げているのを見て、広島の方にとって特別の日であることがわかりました。そして、翌年からは自分もその輪に入って黙祷をしていました。平和公園にある原爆資料館を見たことがある人には判ると思いますが、その写真等を見ていると原爆の凄惨さが実感でき、言葉がでなくなります。元気な子供たちも資料館の中では静かになり、泣き出す子供もいるほどです。オバマ大統領が広島を訪問し、核兵器の廃絶を訴えました。現職のアメリカ大統領が広島を訪問することは画期的なことでした。日本人に取って8月の季節はお盆があるということだけではなく、非常に重要な意味を持ってきています。8月6日に続き、8月9日は長崎の原爆の日となり、8月15日は終戦記念日であります。第二次世界大戦から74年が経過するに当り、戦争体験を伝えることができる人が減少してきています。普段は私もあまり考えることはないですが、8月になると各報道機関が戦争の特集を組んだりするのでこの時期はいろいろと考えさせるところであります。日韓、米中、米イラン等の問題を含めお盆休みに考えてみたいと思います。