柔道世界選手権

柔道の世界選手権の男子66キロ級で丸山選手が見事金メダルを獲得しました。この階級は阿部一二三選手が大会2連覇中ということで、大本命と思われていました。阿部一二三選手は妹の阿部詩選手とともに東京オリンピックの金メダルの大本命ということで有名な柔道選手のひとりだと思います。その阿部選手を破った丸山選手は本当にすごいと思います。阿部選手の22歳に対して丸山選手は26歳ということで、経歴とこれからさらに強くなっていくという点からみても阿部選手の方がだいぶ有利だと思うところであり、丸山選手は普通のメンタルならば圧倒されてもしょうがないところであります。そういう状況の中丸山選手は自分を貫いて金メダルを獲得したということで本当に強い精神力の持ち主だと思います。レスリング、将棋、柔道等を見ても実力の差は紙一重のような気がします。それでも勝ち続ける人はいるということで、明確な目標を維持続け、自分が勝利するということを疑わないことと、常にあきらめない気持ちが強いのだと思います。